お悔やみ電報と一緒に贈るギフトは後飾りにも使える|選び方と定番7選

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「弔電を送るなら、台紙にメッセージを添えるだけで十分だろう」。そう考える方は少なくないはずです。電報サービスの案内ページでは文例やマナーの解説が中心で、ギフトを添えるという発想まで踏み込んで書かれていることは意外と多くありません。

しかし、数多くのお悔やみ電報を手がけてきたハート電報ラボの立場から言えるのは、電報に添えるギフトは弔問に伺えないご遺族への気遣いを、もう一段具体的な形にする手段だということです。その品物が四十九日まで自宅に置かれる「後飾り」に馴染むかどうかで、選び方の正解は変わってきます。

本記事では、弔電にギフトを添える意味から、後飾りで実際に使える品目、選ぶときに気をつけたい注意点まで、日々の弔電手配で感じてきたことを踏まえて順を追ってお伝えします。

目次

弔電に添えるギフトは後飾りへの気遣いを形にする

弔電にギフトを添えるとは、お悔やみの言葉を記した電報台紙に加えて、線香や供花などの品物を一緒に手配することを指します。台紙だけでも弔意は十分に伝わりますが、通夜や葬儀に参列できない場合は、言葉に加えて形のある品があることで、遺族の側にも「何かしてもらえた」という実感が残ります。

電報+ギフトの基本形は、①お悔やみの言葉を記した台紙、②線香・ろうそく・供花などの品物、この二つを同じタイミングで届ける組み合わせです。

このとき鍵になるのが、届いた品がその場限りで終わらず、しばらくの間ご自宅に置かれ続けるという点です。次の章で扱う「後飾り」を理解しておくと、ギフト選びの軸がはっきりします。

後飾りは初七日から四十九日まで祭壇を守る期間を指す

後飾りとは、火葬を終えたあとご遺骨を自宅に安置する簡易祭壇のことです。一般的には葬儀の翌日から四十九日法要までのあいだ設けられ、その間は線香やろうそく、供花を絶やさないよう飾り続けるのが習わしとされています。

時期目安後飾りギフトとの関係
葬儀直後〜初七日数日程度弔電と一緒に品物が届き始める時期
初七日〜四十九日約1か月半線香・供花を絶やさず飾り続ける期間
四十九日法要後以降後飾りを片付け、本位牌へ移行

つまり、後飾りに向くギフトとは、この一か月半という時間の長さに耐えられる品だと言い換えられます。切り花の花束のように数日で傷んでしまう品よりも、線香やプリザーブドフラワーのように日持ちする品のほうが、後飾りの実情には合っています。

訃報を後で知った場合でも後飾りへのギフトは十分に間に合う

会葬の案内が行き渡らず、訃報を通夜や葬儀のあとになって知ることは珍しくありません。「もう間に合わないのでは」と諦めてしまう方もいますが、後飾りが四十九日まで続くことを踏まえれば、贈るタイミングはまだ十分に残っています。

このケースで大切なのは、葬儀の日程に合わせようと焦らないことです。まずご遺族へ一報を入れ、自宅への訪問や配送が負担にならないタイミングを確認したうえで、線香や供花といった後飾り向けの品を手配すれば、失礼にはあたりません。

弔電についても同様で、通夜・葬儀を過ぎてからでも、お悔やみの言葉を記した台紙とあわせて送ることは可能です。訃報を後で知ったこと自体を気に病むより、後飾りの期間内に気持ちを形にできるかどうかに意識を向けていただきたいところです。

ギフト付き弔電には利点と見落とされがちな注意点がある

ギフトを添える最大の利点は、参列できない弔問客に代わって、後飾りの祭壇を実際に支える存在になれることです。とりわけ家族葬の増加で弔電そのものを辞退する式場が増えている今、自宅に直接届くギフトは、電報が受け付けられない場面でも気持ちを届けられる数少ない手段になっています。

一方で、無条件におすすめできるわけではありません。線香の香りが強すぎると仏間にこもってしまうケースがありますし、供花の花粉がアレルギーの原因になる家庭もあります。宗派によってはお供え物の作法が異なるため、事前の確認を省いてよいわけではないという点は、正直にお伝えしておきます。

電報のみ電報+ギフト
参列できないときの弔意表現言葉のみで伝える品物でも支える
四十九日までの祭壇への貢献台紙のみ残る線香・供花として活躍
家庭ごとの配慮の必要性比較的少ない香り・宗派への確認が必要

後飾りに使えるお悔やみギフトは7つの視点で選べる

上位ページの傾向を見ても、後飾りに向くギフトはおおむね線香系と供花系の二系統に集約されます。ここでは実務でよく選ばれている7つの視点を、日持ちのしやすさと置き場所の観点から順に紹介します。

お線香・ろうそくのお供えセット

線香とろうそくは後飾りの定番であり、四十九日のあいだ毎日使うことを前提に作られています。桐箱入りなど贈答用に仕立てられた商品であれば、そのまま祭壇脇に置いても違和感がありません。

火や水を使わないお線香

小さな子どもや高齢者がいる家庭、火気を避けたい集合住宅では、火を使わずに香りを楽しめるタイプの線香が重宝されます。従来の線香に比べて煙が少ないぶん、室内にこもりにくいという実務上の利点もあります。

プリザーブドフラワーの供花

生花を特殊な液に浸して加工したプリザーブドフラワーは、水やりが不要で数か月から一年ほど美しさを保てます。四十九日という長丁場の後飾りに、生花よりも向いている品目の代表格です。

ソープフラワーの供花アレンジ

石けん素材で作られた花のアレンジで、香りが穏やかなものが多く、線香の香りと重ならない点が評価されています。見た目は生花に近いまま、日持ちの心配をせずに飾っておけます。

生花の供花

生花ならではの瑞々しさは何よりの弔意表現ですが、後飾りの期間すべてをもたせるのは現実的ではありません。届けるタイミングを葬儀直後に絞り、日持ちする品と組み合わせて送るのが実務上の落としどころです。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は花もちがよく、水やりの手間も少ないため、後飾りだけでなく法要後まで飾り続けられる品として選ばれています。白や淡い色を中心にした落ち着いたアレンジであれば、弔事にも自然に馴染みます。

カタログギフト

香りや置き場所に配慮したいときは、遺族自身に選んでもらえるカタログギフトも有効な選択肢です。線香や供花のように好みが分かれやすい品を避けられる点で、迷ったときの実務的な逃げ道になります。

弔電を辞退する式場ほどギフトの出番は増えている

ここで、その道で電報を手配してきた立場から本音を言えば、弔電辞退の連絡を受けたときこそ、ギフト付きの品が力を発揮します。式場での受付は断られても、四十九日までは自宅の後飾りが実在し続けるため、配送というルートであれば弔意を届ける余地は残っているからです。

ここで見落とされがちなのが、弔電辞退はあくまで式場という「その日その場」への制限であり、後飾りという「その後の期間」への贈り物までは制限していないという点です。参列も弔電も難しいと感じたときほど、後飾りに向くギフト単体という選択肢を思い出していただきたいと考えています。

後飾りギフト選びで失敗しやすいポイントは3つある

実務のなかでは、次のような失敗をよく見聞きします。

  • 香りの強い線香や供花を、狭い仏間や集合住宅にそのまま送ってしまう
  • 生花中心の大きなアレンジメントを送り、四十九日を待たずに傷んでしまう
  • 宗派や地域の慣習を確認せず、お供え物として不向きな品を選んでしまう

これらはいずれも、品物そのものの質ではなく、後飾りという「置かれ続ける環境」への想像が抜けていることが原因です。届け先の住環境や宗派に自信が持てない場合は、香りが控えめで色味も落ち着いた品を選んでおくと、大きな失敗にはつながりにくいはずです。

よくある質問

弔電にギフトを添えるのは非常識ではありませんか?

失礼にはあたりません。もともと弔電は言葉のみで弔意を伝える手段ですが、そこに後飾りで使える品を添えることは、参列できない事情を品物で補う気遣いとして広く受け止められています。

後飾りに生花を送っても大丈夫ですか?

送れます。ただし四十九日までもたせるのは難しいため、葬儀直後のタイミングに絞るか、プリザーブドフラワーなど日持ちする品と組み合わせるのが実務上の工夫です。

宗派がわからない場合はどうすればよいですか?

香りが控えめで色味も落ち着いた線香や供花を選べば、大きな失敗にはなりにくいと見ています。判断に迷う場合は、電報とギフトを扱う窓口に宗派を伝えたうえで相談する方法もあります。

まとめ|弔電のギフトは後飾りへの気遣いを形にする

ハート電報ラボはこれまで、数多くのお悔やみ電報とお供えギフトの組み合わせを手がけてきました。その経験から言えるのは、後飾りという一か月半の時間軸を意識して品物を選ぶだけで、ギフトの選び方に迷う場面は大きく減るということです。

弔問できない事情があるときこそ、台紙だけで終わらせず、後飾りに寄り添う一品を添えてみてください。線香や供花の組み合わせで迷われた際は、宗派や住環境に合わせたお供えセット弔電も取り扱っておりますので、台紙選びと合わせてお問い合わせください。

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